ちゃんはちのほあまし!

インターネット妖精のハチスちゃんが好き放題書きます♡

ちゃんはちセレクション! おすすめ海外文学九作品🍭

  ほあようごぁいまーしゅ!

 ブログを始めたものの、どんな文体でやっていくかがはっきり決められず、どうしたものかと思うハチスちゃんです(画像、ハチスちゃんファンアート募集中)

 更新は途絶えさせると次の記事へのハードルがひたすらにあがってしまうなぁ……と思いつつもなかなかアイデアが出ずに困ってたけどそうだ! 

  おすすめの本を紹介しよう!

 ちゃんはちったら、ツイートは飛ばしててもブログでは平凡なのねって言うやつがいてもハチスちゃんは知らん! 

 それでは、さっそく紹介します。読書が初めての人にも読みやすいように、みっつのレベルで紹介するので、「普段は読書なんかしません!」って言うファンも安心だね

 初心者向け

   1.星の王子さまサン=テグジュペリ新潮文庫(以下アフィリエイト化するまで画像略)

 児童向けの文学作品として有名な一冊だけど、大人になってから読んでほしい作品。

 日本人であるぼくたちが海外文学を読むのはなんとなく、見知らぬ世界や言葉、それに付随する教訓なんかを知りたいからだと思うんだけど。この本はまさにうってつけで、海外文学の入門書としてとてもおすすめできる。なんといっても読みやすい。158ページで挿絵付き! ちなみに、河野 万里子訳がおすすめ! 

 良かったら、いずれこのブログがアフィ化した時に、このページから買ってくれ。ハチスちゃんは貧しいからな! 

  2.老人と海ヘミングウェイ新潮文庫

 超ハードボイルドなおじいちゃんの話。

 これも100ページそこらの作品だから、あんまりネタバレしなくても読めると思う。あんまり考えずに、男の生き様を感じてほしい。こんなおじいちゃんが友達だったらハチスちゃんは誇るね。うん(小学生並みの感想)

  3.あしながおじさん/ウェブスター/新潮文庫

 恵まれない女の子が幸せになる話。

 ただのハッピーエンドは嫉妬するんだけど、これは純粋に主人公の幸せを喜べた。ハッピーエンド嫌い症候群の人にはおすすめできませんけどね!

 少女の成長過程がすごい上手に描かれてる。作者が女流作家だからそうと言えばそうなんだけど! 疲れ切った人生にやさしい笑顔を取り戻したい人はぜひ。

 中級者向け

  1.ロミオとジュリエットシェイクスピア新潮文庫

 言わずと知れたシェイクスピアの作品。四大悲劇よりも他の喜劇よりも何よりも現代人はこれを読むべきだと思う。

 悲恋の代名詞と化しているロミオとジュリエットだけど、本で読むだけでもかなり面白いから、これを気にいった人は演劇を見る人間になるかもしれないね?

 ハチスちゃんも観たいんだけど、お金がないから後回しですね。悲劇の意味をわかりやすく教えてくれる良い本です!

 ちなみに、喜劇は夏の夜の夢、ヴェニスの商人。史劇はジュリアス・シーザーヘンリー四世なんかが有名だね。

  2.アルジャーノンに花束を〈新訳〉/ダニエル・キイス/ハヤカワ文庫(NV)

  ハチスちゃんが読書を趣味にするきっかけになった一作品。ドラマ化や映画化されてるけど、どれもこの小説の良さはあんまり描けてないって彼女が言ってた。

 多分、最初はすごい読みにくい。訳者の努力に脱帽。

 ただの感動作品で終わるか、その他の何かを得られるかは人次第。チャーリーの何回でもやり直そうとする人間らしい姿勢をハチスちゃんは見習っていきたい。

  3.ロリータ/ナボコフ新潮文庫

 ロリータコンプレックスの語源になってる問題作。

 ハチスちゃんが読んだ中で最高クラスに面白い小説。でも、この作品はある程度、有名な文学作品を読んでから読んでほしい。

 訳註が多いのとネタバレが多いから一度訳註を読まずに読んで、もう一度読んだほうが良い。伏線の多さに驚くらしい。もうちょっと読を深めたら絶対読む。めちゃくちゃ面白い。

 この作品は旅行記であり、ポルノであり、詩集であり、推理であり、笑えるし、悲しくもなる。ユーモアを持ち合わせた人間にとっては書き出しから最後まで、余すことなく楽しめる魅力的な一冊。この作者、絶対頭おかしい。

 上級者向け

  1.若きウェルテルの悩み/ゲーテ新潮文庫

 叶わない恋の行く末は、愛する人の心配を込めた銃での自殺。

 この作品を読んだ若者が小説内の格好を模倣して自殺する者が多かったため、後々にウェルテル効果(自殺報道がなされると、自殺者が増えるという現象)社会学者が証明した現象の語源になっている。

 後半がとても好きな作品なんだけど、なかなか文がかたくて人におすすめできない。同作者の戯曲 ファウストも雰囲気は好きなんだけどかなり読みにくい。

 地味にオタク向け。あの有名なメフィストフェレスが出ます。ファウストギリシャ神話に詳しくなってから再読したい。ちなみに本作品のとあるシーンが好きすぎてこの類の話になるたびに朗読したくなる。文学オナニーは最高なんじゃ! 

  2.レ・ミゼラブルユゴー新潮文庫

 すごい壮大なフランス文学。十九世紀のパリはすっごい持ち上げられてるけど、それだけ人気だったのが浅学なハチスちゃんにもよく伝わった。

 ミュージカルが有名だから、あんまり本を読むのは得意じゃないって人はそっちを観てから読むなどすると良いよ。

 なんてったって全部で五巻もあるからね。短い版もあるみたいだけど、できるだけ原文に近いものを読んだほうが良いと思うな。

 大長編は人の人生がまるごと、しかも複数人のが互いに絡みあいながら描かれるから、読了後にすごい大きい波がくる。物語の中に一緒にいた自分をおいて、登場人物たちがどっかにいくあの感じね。でも、面白いからやめられないネ。

  3.戦争と平和トルストイ新潮文庫

 すごい壮大なロシア文学戦争と平和

 貴族界隈の何人かのいざこざと、歴史的なできごとの二パートに分かれてるんだけど。登場人物の数が半端なく多い。その数なんと559人! しかも愛称で名前が変わるからさぁたいへん! トルストイの凄さはその一人一人が生き生きと生活しているところにあるけどね。

 長すぎて挫折するかと思ったけど、最後のほうは面白くて心から読んでよかったと思えた。

 あと、漠然とした歴史のお勉強になります。世界史が嫌いな子はこれを読めば1808~1815年くらいのロシア、フランス事情が知れるぞ。上のレミゼラブルは1815~1830年くらいのフランスに詳しくなれるぞ。遠い昔の歴史を身近に感じられるようになれるから教科書よりも的を絞った読書で勉強するとひそかに思ったりしてる。読もう! 

 

 長くなりましたが、おすすめ海外文学紹介はとりあえずここまで。

 ちなみに、初級、中級、上級と表しましたが。飽くまでもハチスちゃん基準です。初級者には優しいけど、中級者、上級者に対しては普通にハチスちゃんの好みをぶつけてるだけです(笑)。

 初級者は普段本を読まない人、海外文学に苦手意識のある人向けのものを。

 中級者は普段本を読むけど、海外文学には目を向けてない人向けのものを。

 上級者には読もうと思わないと普通は読まないであろう長編二作品と、ハチスちゃんが一番主人公に共感したウェルテルを推してます。

 画像がないので、どんな小説なのかパッと見でわからずに使いにくいと思います。アフィの認証が通ったらちゃんと更新しますので、それまではへぇ~程度に思っていただけると助かります。

 くっそ長くなっちゃったけど、お付き合いいただきありがとうございました🍭